ハチャメチャな展開にびっくりさせられる絵本です。
山がおにぎりになったり、ビルがおにぎりになったり。
そこまでは息子も「なんだこれは〜」と楽しみながら読んでいました。
ところが、最後にお母さんまでおにぎりになってしまった時には、
悲しそうな表情で、今にも泣き出しそうでした。
お母さんがおにぎりになってしまったらどうしよう・・・
と真剣に考えてしまったようです。
そんな純粋な息子の反応に胸がキューンとなりました。
その後しばらくは、「へんなおにぎり、読もうか」と聞いても、
本を開かせてもらえませんでした。