インパクとのある色使いで、とても目をひく絵本です。言葉は少ないのに、大変まとまりのある絵本だなと思いました。この作者が大好きな子どもたちは、とても喜んで見ています。
とっても弱虫のハリーが、サーカスですごくこわい体験をしてから、家へ帰るとあ〜らびっくり、昔のハリーがうそのような大変身を遂げます。
気弱なハリーには、風船もジロッとにらんでいるようにみえるのでしょうか。私は全く気がつかなかったのですが、こどもたちは、細かい絵もよく見ていると感心しました。ハリーに、自分たちを重ねているのか、何度も繰り返して読んでいる本です。