これは加岳井さんが2004年に「第26回講談社新人賞(佳作)」を取った時の受賞作品を開講したもので、2016年に出版されました。
発想はとても面白いのですが、
デビュー前の作品なので、作品から伝わってくる勢いが、もうイマイチ縮こまっているような感じを受けました。
うめじい(梅干しのじいさん)の年齢当てを楽しむ内容です。
ストーリーや会話のテンポは面白いのですが、
いかんせん主人公のうめじいをはじめ漬物ばかりなので、読み聞かせの対象は難しくなりそうです。
個人的にはうめじいより、「つけものいしのじっちゃん」のほうが好きだなぁ。