前から読みたいと思っては後手後手になっていた「遠野物語」が絵本で手軽に読める!と喜んで手に取ったが、絵がちょっと邪魔に感じてしまいました。
森のなかなど雰囲気が出ていて惹きこまれましたが、このクチパッチのような木霊??がどうも思考を止めてしまう。
他作品からこの画家の持ち味であるとわかっているが、この内容と風景にどうしてこんなファンシーなものを持ってきたのだろう。
ビッグタイトルだけでにスタンダードにして欲しかった。
つい先日読んだ『岬のマヨイガ』(柏葉幸子)で下敷きにされていたエピソードですね。同時期のアニメにも使われていました。
遠野物語でも有名な一話でしょうか。