科学絵本なのに、食育の作品でもあって、道徳の内容でもありました。
ここまでかみ砕いて、「骨」の大切さや「骨」の働きをやさしく語ってくれるかこさんって、本当にすごい方なんだなぁと、改めて感じました。
もし、
わたしたちの からだの そとがわが、
かたい からだったら、
おおきくなるごとに、
ぬいだり はがしたり
たいへんな こどでしょう。
というシーンには、普通に笑ってしまいましたし、骨が血液を作り出している。という説明のシーンは説明文も挿し絵もすごく分かりやすくて、とても納得しました。
1ページ1ページの情報量は多すぎず、少なすぎず、教科書の様なのに、難しくなく、かこさんの明るい絵で親しみを持って、いろいろなことを理解することが出来ました。
ぜひ、たくさんのお子さんたちに紹介したいです。
読み聞かせに使うなら、小学校低学年から中学生くらいまで、お薦めしたいです。