新刊
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ヴァイオリニスト」 ヒラP21さんの声

ヴァイオリニスト 作・絵:ガブリエル・バンサン
訳:今江 祥智
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,640
発行日:2001年
ISBN:9784892387869
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,571
みんなの声 総数 3
  • この絵本のレビューを書く
  • 青年が見つけた心のささえ

    青年の独白で進むお話です。
    ヴァイオリンを弾いていると現れる少年や、近所の人々。
    父親からは、才能がないと厳しい手紙を受け取ったのでしょうか?
    自信を失い絶望感を持つ青年には、少年や人々にも馬鹿にされているように思えるほど傷ついています。
    厳しい父親なのでしょう。
    白黒のモノトーンに孤独感やとがった精神状態が浮き出されます。
    しかし、青年は気づきました。
    少年は自分の音楽にあこがれを持っていることを。
    人々は自分の奏でる曲を好いてくれていることを。
    青年は父親から独立することを決意し、手紙を書きます。
    自分は自分なのです。
    あなたの尺度の中では生きていけない。
    父親として、ちょっと悲しく思い話です。
    ここまで冷徹に子どもを追い込む気持ちは持てないけれど、父親にしても子どもに抱いた期待を裏切られた思いなのでしょう。
    子どもは自分の物ではない。
    子どもには子どもの生き方がある。
    私は、そのように思い直しましたよ。
    バンサンの孤独、絶望の表現は、自己解放への願望と、少し自己肯定に自信が持てない彼女自身の独白なのでしょうか。
    心がチクチクしました。

    投稿日:2011/11/01

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ヴァイオリニスト」のみんなの声を見る

「ヴァイオリニスト」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / どんどこ ももんちゃん / もこ もこもこ / さつまのおいも

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(3人)

絵本の評価(4.25)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット