アメリカの絵本黄金時代の作品ということです。
ケーキを作ろうと思った公爵夫人ですが、その配合がおかしかったのか、
ケーキはもくもくと大きくなり、ケーキに乗って地上から大きく離れてしまうのです。
どことなくグリムの『おいしいおかゆ』を彷彿とさせるところもあり、物がケーキなだけに、どんな味のケーキなのだろうと思い興味がわいてくる本です。
色遣いは、白、黒、赤、緑だけなので、ケーキがどんな風なのかは各自の想像に任されているのかも。
おかしみもあり、食べ物がでてくるので子どもたちはとても好きになりそうなお話だと思います。