表紙が泣いているおさかななのが、興味をそそります。赤ちゃんの絵本でこういう涙のイラストはあまりないので。
魚好きの娘のために図書館で借りました。案の定大好きになりまして、購入しようか検討しています。
えさを探していたおさかなが、水鳥にパンをあげている女の子を見て泣いているイラストだったんです。これは自分のじゃないって。でも、おぼれた女の子を助けて、自分も沢山もらえましたというお話しです。
単純明快なイラストがすばらしく、また言葉も丁寧で呼んでいて心が静かになっていきます。そんな石井桃子さんの訳も素晴らしいです。とても好きな本です。