自分はパンがもらえない、鳥たちだけがもらったパンだ・・・と悲しくなっていた小さな魚。
でも池におちた女の子を助けにいった、小さな魚。
その小さな魚の大きな勇気と親切な行動で、女の子は無事に助かり、お礼に魚にたくさんのパンを持ってきてくれました。「小さな魚、かわいそう、女のこ、大丈夫かな?」とドキドキして読んでいても、最後には「よかったね」とホッとできました。
悲しい気分になることがあっても、
正しい行動をすれば、きっといいことがあるよ、というメッセージがちゃんと判りやすく子供にも伝わる本です。
シンプルで原色の色鮮やかな絵が小さな子供にも印象的で読みやすい本だと思います。