ケストナーの作品は子どもの頃と、高校生の頃にハマって、読みました。…こんな話でしたっけ?忘れてました。
ちょっとバーバパパの初期の作品と「思い」が似てるな。と思いました。
うちの上の子が、2,3歳の頃「バーバパパ」をすごく気に入って、何度も読まされたんですが、そのうちの1冊「バーバパパのはこぶね」を思い出しました。
ケストナーは他の作品でも、「戦争反対」を声を大にして訴えてきた貴重な作家で、未来の子どもたちを守りたいって、思いも人一倍お持ちだったんでしょうね〜。
どうぶつたちのその性質や気象に合わせた会話の内容も読んでいて面白かったです。
私は子どもの頃「岩波児童文庫」で読んだ記憶があるので、もともとは児童書だと思っていましたが、絵本もあったのでしょうか?ちなみにこの絵本の日本初版は1954年ですから、すごい年季ものです。
絵本としては少々長いお話ですが、小学校の中学年くらいなら1人読みができそうです。
このシリーズは少し小さめで字も小さく、文も長いので、お話会などに使うのは、ちょっと難しいかと思います。