欲深なおばあさんに、ふりまわされる弱気なおじいさんのおはなしです。
この設定のお話は他にもあります。
欲張りな登場人物は必ず幸せになれないですね。
でも、優しいおじいさんも幸せにならないのはどうしてでしょう。
自分の意見をちゃんと持っていないからでしょうか。
絵のアングルが、まるで舞台を見ているようで面白いです。
金のさかなの怒りを海の色で表しています。
おじいさんの顔色もどんどん悪くなっていきます。
最後のページの絵が、おじいさんたちのなんとも言えない気持ちが伝わってきておかしいです。
二人は変わらず暮らしているのかしら。。