なんでもありふれてる世の中で、「つぎはぎ」という言葉が子どもたちには
よく理解できなかったようですが・・・
おしゃれに、手芸の枠でいうとパッチワークというのでしょうね。
おかのうえのちいさなお家でしずかに暮らしているおばあさん、
訪ねてくるのは郵便屋さんくらいで、毎日、思い出のいっぱい詰まった
布を使って、つぎはぎの制作をしてるのでした。
でも、家中の小物や洋服など、すでに作ってしまったので
おばあさんは楽しい想像を膨らませるのです・・・・・。
おばあさんのそうぞうの豊かなこと!作品の素晴らしいこと!
読んでる私たちもドキドキして来て、どうか、おばあさんのゆめが叶いますように・・・
思わず、お祈りしちゃったり。
そんな想像力豊かなおばあさん、やっぱりただ者じゃないね〜しっかり夢を叶えます。
パワフルで、想像力豊かで、人々を喜ばせることが上手なおばあさん、
そんなおばあさんの人柄を表すようなカラフルなつぎはぎが
目を引く。
更におもいでがいっぱい詰まった布で作られた物となれば、
心も温かくなるし、
思いやりもいっぱい感じられます。