貧しくて豆まきが出来ない女の子と病気の母親がいる家で、豆をまかれると家を出ていかなければならないにも関わらず、女の子のために豆をあげるおにたを、子どもは「やさしい鬼さん」と呼びました。おにたが出ていってお話が終わってしまうので、寂しい気がしますが、かえって、子どもと相手を思いやる気持ちについて後の話を膨らませてやることが出きると思います。うちの家はお寺なので鬼の概念はある程度持っているので、お家が無くておにたが可哀想と言う娘に「やさしい気持ちで良い事をしたおにたは、お釈迦様のお家に行って、お釈迦様のお弟子さんになる勉強をしているよ」と言いました。お家が出来てよかったねと喜んでいました。恐い鬼は嫌いだけどやさしい鬼は好きよと娘は言いました。