スモールさん一家の1週間をわかりやすくシンプルに描いてあり、家庭でのお父さんの役割、お母さんの役割、子ども達の仕事などが嫌みなく描かれていますよね。私はこの絵本を結婚を控えた人たちに贈りたいと思いました。子どもの幸せはまず家庭から。理想かどうかは本人達に任せるとして、こんな家庭もいいのではない?と勧めたいなぁ。
ロイス・レンスキーがアメリカで初版を出したのは1951年で私よりほんの少し年上の絵本です。こういった息の長い絵本は読み聞かせをして読み続けてほしいと思います。
絵本はどんなに良いものでも売れなかったら絶版なのだようです。童話館出版さんは絶版になった絵本を再販して下さるありがたい出版社だと思います。