鶏が早おきなんて誰が決めたのよ!と言ってのける主人公の性格がとても潔くアッパレに思えてすぐに主人公に惹きつけられました。ぐーすか、ぐーの言葉の繰り返しが楽しく娘はこの言葉は反応が強かったです。ずっと自分の小屋で眠る主人公はいつ起きるのかなと楽しみでした。隣の鶏が引っ越して”やってみよう”と奮起した主人公は素晴らしいです。切羽詰ったり、やらなければならない状況に陥った時は力が出るものだと思いますが主人公の凄いところは皆の役に立ちたいという思いから奮起したところです。主人公が朝日に照らされてきらきら輝いて見える場面が素敵で主人公の誇らしげな笑顔が見えるようで大好きです。