全ページ立ち読みコーナーで、親子で読みました。
娘が、「こびとずかん」の時から、ちょっと気になるなばたとしたかさんの作品。
やはり、気に入ったようで、早速買ってほしいとねだられました。
でも、私はちょっと躊躇していました。
なぜって、なばたさんの絵は、「きもかわいい?」というのでしょうか。
好みがわかれるところ。
子どもには、人気があるようですが・・・
迷っていると、リサイクルブックでこの絵本を見つけ、
「ラッキー!!」(ごめんなさい;)と思って、購入しました。
強烈なキャラたちには、ネーミングも凝っています。
主人公のぶたの「いーとん」
今回の冒険の鍵を握っている犬の「プイドル」
さるの「サルバドール」
いーとんのうさぎのおばあちゃんの名は、「オバァーニー」
その他いろいろ・・・
セクシーなオバァーニーには笑ってしまいました。
(なんで網タイツを履いてるの!?)
面白おかしいおはなしと思いきや、
物語の内容は、いたってまじめ。
いーとんの「いちばん大切なもの」を取り戻す
笑いあり、涙ありの冒険ストーリーです。
一生懸命ないーとんを見て、
思わず「頑張れ〜!」と応援していました。
一番大切なものって、失ってから気付くものなのかもしれませんね。
ラストのシーンは、感動です。
いーとんが失った大切なものをどうやって、
取り戻すことが出来たのか・・・
娘は、何度もひとりで読んでいるというほど、
お気に入りな絵本です。