老いて認知症を患ったおばあちゃんに、主人公のけんたくんは、最初とまどいます。
けれど、おばあちゃんの状態をちゃんと理解して、優しく接するようになりました。
年を重ねれば老いて、人によっては認知症にもなってしまいます。
これは、どんなに頑張っても避けられないことですね。
そんな状態のおばあちゃんやおじいちゃんに周りのみんなが優しく接することができたら、彼女彼らは幸せですね。
それまで元気な姿を見てきた周りの人にとっては、受け入れるのは少し難しいかもしれません。
そして、じゃけんに扱ってしまうこともあるかもしれません。
けれど、けんちゃんのような優しいお子さんんもいますから。
みんながけんちゃんの行為を当たり前にできるようになったら、世界はもっと幸せで明るくなるでしょうね。
少し考えさせられる、とても素敵な絵本でした。