このお話は、日本の昔話のもつ、スリルと、優しさが、ホットしますね。
やまんば こわい と言うイメージで、人間をくい殺す!
そんな、始まりですが、瀬川康さんの絵がほのぼのとした優しさで、ほっこりします。
おはなしも、もちを誰に持って行ってもらうかで・・いつも威張っている、ただはちとねぎそべに決まり、七十いくつのあかざばんばは、案内役をひきうける。
なかなか勇気のあるおばあさんだ!
人間誰でもいやなことは、避けたい。
それを、買って出たあかざばんば、
途中逃げ出した二人、
責任感のあるばんばは、村人が殺されては大変と、やまんばに 約束の餅を届ける。
これまた、優しい、ふくよかなやまんば がらというあかちゃんも、かわいい! がらと、やまんばと、一緒に、餅をたべる・何ともほほえましい!
今の世の中は、子ども達が殺されたり、親の先生も、子どもに、人を警戒し、身を守るために、知らない人に声かけられても、信じたら行けない・・・と教える。
なんとも淋しい世の中になったものだ。
この、絵本は、勇気と、優しさを教えてくれました。
みんなも為に、あかざばんばが、やまんばに 餅を届けてくれたおかげで・・・・みんなかぜもひかず、らくに暮らしたということだ。
昔話を子ども達に伝えていく事が、大人の役割ですね!