昨年暮れに第1回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞した絵本とのことで、ぜひ読んでみたいと思いました
作者は同じく死を扱った作品『夏の庭』もあります。
仲良しだった小鳥が死んでしまってからクマはふさぎこむように、でもやまねことであって「君はさびしい思いをしているんだね」と声をかけられてから変化が現れます
同じ思い(同苦)に立った言葉がクマの心を開いたのです
小鳥との思い出は新しい一歩を進みだす勇気となり、やまねこと旅立つことに・・・
酒井駒子さんのモノトーンで描かれた絵がクマの心情をゆっくりと表現しているようで読んでいるものの心をとらえます
小学校の低学年くらいから読んでもらえたらよいと思います
まずは大人が読んで感動してください1