子どもとよむ日本の昔ばなしシリーズ。わらしべを三本持って旅に出た息子は、蓮の葉売りに会いました。大風で蓮の葉が飛んでしまうと困っていた蓮の葉売りに、三本のわらしべをやると、お礼に蓮の葉を一枚くれました。そしてまた歩いて行くと、味噌売りが来ました。大雨で味噌が溶けてしまうと困っていた味噌売りに、蓮の葉をやると、お礼に味噌をくれました…。
日本の昔話に親しもうの一環で選んだ1冊です。どんどんと持っている物が変わっていくのや、大風、大雨という展開は、子どもが好きなパターンだと思います。娘も面白がって聴いていました。私が知っている『わらしべ長者』のお話では、最後は家や結婚だったと思うのですが、それに比べるとこの絵本は控えめです。