かえるが話す、「外」の世界は、
色とりどりで、不思議で、魅力がいっぱい。
誰だって、そんな話を聞けば、
そして、自分が行くことができない世界であるからこそ、
「見てみたい」って考えると思います。
それにしても、
この さかなさんの想像のかわいいこと。
娘とふたりで、「みてみて」「えー、こんなんちがうなぁ」
と、盛り上がりながら読み進めました。
でも、「さかなはさかな」。
自分が住む水の中は、
どんな世界よりも美しい世界ということに気づいたさかな。
わたしたちが住む見慣れた景色、家庭や仕事。
一度目を閉じ、深呼吸して、
新たな気持ちで見渡してみたくなりました。