このお話の書き出しにある
「もしきみがもぐらだったら」という提案に上手くのれたら
最大限にこの絵本を楽しめると思います。
そうしたらもぐらの目で
土の中から空高く宇宙まで、そしてここで折り返し
最後には海の底までを見ることができるのです。
想像力を自然と駆使して
この絵本の世界にどっぷりと浸れることうけあいです。
また、この絵本の作りがちょっと変っていたことも面白かったです。
縦に絵本を開き 前半はページを上から下に
月まで行ったら絵本をくるっと180度回し
今度は 下から上にページをめくります。
視界の進む方向へ上手く視線を向けてくれる作りに感心しました。