魔法使いの呪文によって、
話したり動いたり出来るようになった「クリスマスの人形たち」。
魔法の効き目が切れる12時の鐘が鳴り終るまでに、
町に行ってクリスマスのお芝居をすることに。
美しいおどり子人形をめぐって、
太鼓たたきの兵隊とピエロがけんかをしたりと、
ドキドキする展開に、
子供たちはずっと次のページが気になってしかたがない様子。
最後まで飽きずに、物語に入り込んでいました。
クラシックでダイナミックな絵が、
本当に人形劇を見ているようです。
クリスマスらしい華やかな雰囲気が楽しめるので、
毎年、クリスマスの時期に、
クリスマスソングをBGMにしてめくりたくなる1冊です。