日本ではニワトリの鳴き声を「コケコッコー」と表現する。
一方、他の国では「コッコリコー」「クックドゥルドゥルドゥー」など様々。
でも、牛の「モー」は世界共通!
関西弁の語り口がとても良い味を出している。
赤ちゃん語で「ワンワンだよー」「モーモーだね」とか言うが、フランスのお母さんも牛を指して「モーモーだよー」と赤ちゃんに話しかけるのだろうか?
そう考えると何だか親近感が沸いてくる。
小学校でも英語必修化らしいので、英語と絡めて小学校で紹介してもおもしろいかもしれない。
読み聞かせでは、「モー」の部分でみんなが自然と声を出してくれて楽しい。
最後のページには、各国の“動物の鳴き方一覧”もある。
大勢で読むのはもちろん、お家で読んで子どもと他の動物の鳴き声を考えても面白いかも。
年中さんくらいから大人まで、幅広く楽しめる本。