かの有名な「三びきのこぶた」のパロディです。
「ほんとうの話」となっているのに騙されて、長女は「本当に本当なの?」と悩んでいました。
実はおばあちゃん思いの優しいオオカミ。
バースディケーキを作るのに、砂糖がなくなって
近所のコブタの家にもらいにいったら、
大きなくしゃみがでて家が吹き飛んでしまった。
その家の下敷きになったコブタが死んでしまったので、
ごちそうを目の前にいただいてしまったオオカミ。
けっして食べようとしたらからではないのです。
でも警察はちっとも信じてくれない・・・。
現代っぽくリアルでちょっとオシャレな絵なのですが、
コブタが死んでしまったオオカミのセリフが
長女には怖かったようで、一度で読み聞かせは終了でした。
福音館書店の「三びきのこぶた」しか読んでいないので、
食べられてしまったことは知っていても、
ひっくりかえったコブタのシーンは怖かったようです。
最後のブタ(レンガの家)の絵も怖かったですが・・・。
基本の「三びきのこぶた」を読んでからこれを読むと、
高学年にはしゃれていて面白いと思います。
小さい子にはちょっとむかないかな。