最初ナビの紹介ページでこの絵本の表紙を見たとき、黄色くて大きなカバサンチのアドバルーンがマンゴーかなにか南国のフルーツに見えてしまいました。(笑)
アドバルーンの形もその使い勝手の良さも、見ていてなかなか素敵でした。この大きさのこの形だからこその利点が出ていたように思います。
1ページ1ページが風景や家具の1つ1つまで、とても細かく丁寧に描かれていて、読むより見て楽しむ絵本かな?と、感じました。
そして、カメラ目線的な描きかただなと思い、ジブリアニメでも見ているような錯覚に囚われました。
最後に作者紹介を見て、その感覚が間違っていないかったことに気づきました。
作者の阿部さんは元々アニメの美術監督さんだそうです。
「魅せて」くれる作品だなと、思いました。
ジブリ系のようなファンタジーが好きな方には特におすすめです。