黄色いボンネットバスというと、アメリカのスクールバスを象徴しているような気がします。
バスはまさに暖かい家庭から、未来につながる学校へと子どもたちを運んでいたのです。
そのバスが老人たちの送迎バスに変わるところは想像できなかったのですが、バスも古くなるとそういうことになるのでしょうか。
ご老人たちが子どもの頃にも、お世話になったのかも知れません。
そのバスにも、いずれ廃車になる時が来るのです。
動かなくなったバスのその後については、胸がキュンキュンします。
でも、「乗客」がいることはしあわせなのかも知れません。
最後はダムの底になってしまいましたが、魚たちの居場所になりました。
移り変わっていく風景にも歳月を感じました。