大和地方の言葉で書かれたテキストと、力強い絵から、迫力とともに暖かさを感じられる絵本だと思います。関西の言葉は耳には慣れているものの、東京人には、実際に口に出すとなるとイントネーションや、間の取り方が難しいものです。そこで大阪出身の学生に読んでもらいました。
物事をはっきりと伝えながらも深い絆で結ばれている人たちのあたたかい人間関係がわかり、寒い冬の場面ではありますが、私も暖かくなりました。
日本の社会や文化を学び始めている小学3〜4年生には、それが理解できるのではないでしょうか?ぜひ読んであげてほしいと思いました。