小3の息子と読みました。
つい先日、とりたてて理由もなく「ずるやすみ」みたいなことを
してしまった息子。
「するやすみ」というコトバの響きに酔いしれた一日をすごし、
そしてこの絵本のタイトルに親近感を感じたらしく、
一緒に読みましたが、
息子の「ずるやすみ」なんかよりも、
もっともっと、芯のあるずるやすみ。
前半部分の、ずるやすみに至る経緯、
ずるやすみの過ごし方もさることながら、
一番心をうつのは、後半の大人の語りでした。
大人も昔はこどもだったこと。
キット誰もが一度は「学校いきたくないな」って
思ったことがあること
など、ごく当たり前のことだけど忘れていたことを
思い出させてくれました。
学校休んでフラフラするのはよいこととはいえないけれど、
それでも心の栄養になるずるやすみも人生には必要なんだなと
深く感じた一冊でした。