おばあちゃんの誕生日が近かったので、タイトルで選びました。どんなお話かな、うちのおばあちゃんの誕生日にも役に立つこともあるかな、と思って、息子が寝る前に読み聞かせしたのですが…
すごくいいお話でした!おつかいに頼まれたクッキーを「少しくらいなら」という気持ちでおおかみさんやきつねさんにあげる気持ち、そして本当に困っているくまさんに残らずあげる優しい心。やってしまったことへの葛藤、それを素直に包み隠さずおばあさんに言う勇気。そして優しい子に育ったと言い切れるおばあさんの広い心。ちょっと涙ぐんじゃいました。
ちなみに、個人的な反省も…
冒頭おばあちゃんのところに一人でおつかいにいくのと、次の森の場面でおおかみが出てきたので、その展開が赤ずきんちゃんをほうふつとさせ、完全におおかみを悪者扱いしてしまいました。しかも舌を出して、うさぎに馴れ馴れしくまとわりつく感じで描かれてるからつい…でもうさぎさんたちだけでなく、すごく兄弟思いの優しいおおかみさんだったんですね。ああ自分の思い込みで色眼鏡で見てしまった自分を反省…
大人も学んだ、心温まるお話でした。