荒井良二さんの絵本が大好きです。
画面いっぱいの黄色、奔放な構図、
幸せしか感じないその絵の連続にワクワクします。
ぼくはせんをひいてみた
白地に走らせたペンのページから絵本は始まります。
そこから色を塗って海、空、大地、と展開していきます。
これはまさに荒井さん特有のその絵が前面に出た絵本です。
おおあらしのときには・・・。
こんなふうにやすむんだよ!
黒い画面をはじくように描かれた家の中で
船や気球たちがトランプしています。
次々と色彩豊かな物や風景が登場して圧倒されますが
このトランプ風景はちょっと抜けてて、和んでしまいます。
自由に大きな絵を描きたくなる、そんな刺激のある絵本です。