南の島にすむラージャは、カレー作りの名人。
ラージャのカレーは、島で働く人たちに、
元気をあたえます。
カレーのにおいは雲までのぼり、雷になり、やがて雨をふらせます。
はじめて読んだとき、「なんだ?この話は?」と思いました。
カレーが雨を降らせる?よくわからない。。
でも、なんだか気になる。
おはなしの会で、読んでみました。
なるべく、みんなの表情を観察しながら。
みんなは、物語にちゃんと入り込んでいるようでした。カレーのにおいが雲まであがっていく場面になると、笑顔になった子もいました。
私も、声にだしてよんでみて、なんだかすがすがしい気分が後に残りました。
そういう本なんだなって、思いました。
3歳くらいから楽しめるのではないでしょうか。