1800年代のロンドンがこんな感じだったのかと、当時の社会風景を眺めながら、ねこの存在感に思いを寄せました。
どこの店にもねずみ退治用にねこがいる世界だったのでしょうか。
そんな中を、居場所を求めてねこのクレアはさまよい歩きます。
いろんな場所で、当時のロンドンが描かれていて興味深い絵本です。
最後に郵便局にたどり着くのですが、ねずみにかじられるような郵便物が配達されていたのかと、ちょっと怖くなりました。
病気も一緒に配達されなかったでしょうか。
クレアは、自分の居場所が見つかって良かったです。