山の風が、かえるのお腹をさすっていった。
「ぐっ、もうそろそろだな。」
昼寝をしているでんでんむしに会った。
「でんでんむし、もうそろそろだよ。」
次から次に動物や、虫、女の子まで、山の風を感じ、
「もうそろそろだよ。」
えっ、一体何が?
そして、どこにいくの?
なかなかその答えは見つからず、どんどんページをめくっていく楽しみがあります。
そして、行き着いたところは…
ワクワクドキドキ、そんな気持ちを持って読むことのできる絵本です。独特の絵、そして色遣いは、不思議な世界観が漂い、リズミカルな文章が、気持ちを高ぶらせてくれます。