節分の時期には本屋さんに行ってもいろんな鬼の絵本が並べられて楽しいのですが、これは鬼の絵本というより「節分の絵本」。しかも、鬼は外じゃなくて、鬼も家に招き入れちゃうちょっと新しいストーリーです。
人の良い主人は寒い寒い節分の夜、外で寒そうにしている鬼を家に招きいれちゃいます。その時の鬼の遠慮深い様子が滑稽です。鬼と一緒に宴会していたら楽しい様子に福の神まで現れて・・・。鬼だからって毛嫌いせず優しい心遣いを見せた主人の所には結局福の神が来てくれるんですね。
脇役ですが重要な奥さんと子どもの表情にも注目です。