冒頭から、醜いメスの犬シンプが、ごみ捨て場に捨てられてしまいます。
その後も行く先々で、可哀想な思いをするので、読み進めるのが辛くなるほどです。
でもシンプは困難に負けず、自分の力で幸せを掴みとります。
ある冊子で、「良い絵本」と紹介されていたので読んでみましたが、初めは「こんなの子どもに読み聞かせて良いものか」と思いました。
けれど、子どもたちは意外にも、前のめりで聞き入り、読み終えると「面白かった!!」と言っていました。
多少残酷とも言える場面があるからこそ、夢中になれるし、ハッピーエンドに感動できるのだと思います。
ぜひ最後まで読んでほしいです。