自己犠牲だったり、我慢だったり、今の時代には欠けているものだと最近の事件等の報道を見ると感じます。
実際子ども達の日々の暮らしを見ていても感じたりします。
誰かの自己犠牲があって、我慢があって今があるということをしみじみ感じさせられる一冊です。
子どもの頃にも読んだ記憶がありますが、絵のインパクトだけが頭に残っていて正直内容はうっすらとしか覚えていませんでした。
今の母親になった私だから理解できたり、心に染み入ったりするのだろうな、と思います。でも、子ども達にも読んで聞かせたいと思っています。
いつも心に「花さき山」をもち、花を咲かせていたいと思います。
内容はもちろんですが、絵もとても魅力的な一冊です。
花が咲き誇る花さき山の切り絵は幻想的で、心に響きました。