子供の教科書に載っていたことがきっかけで知った本ですが、この本、私はどうしても涙が止まらなくなって辛くなります。というのも私もまた、犬ではありませんが愛猫を亡くして間もなく、もっとあの時こうしてあげていればよかった。。などという思いがこみ上げてきているところだからです。いまさらもう遅いだけに、どうすることもできないはがゆさが辛いですが、この絵本を読むと、大切なペットにちゃんと毎日大好きだよって言ってあげるべきだと思いました。ちゃんと言葉に出すことで相手にもよりその気持ちが伝わると思いました。ペットは人より先になくなってしまうので、もし今後新たにペットを迎えることがあるとすれば、今度はちゃんと毎日どんなに忙しくても疲れていても大好きだよと毎日言ってあげたいと思いました。動物の死を経験されたことがあるお子さんにもそうでないお子さんにも、動物の死ということ以上にたくさんのことが伝わる素晴らしい作品だと思うので、ぜひ手に取ってもらいたい作品です。