昨晩、布団の中で読みました。男の子は「ママ あのね…… きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。」とお母さんに話し始めます。その「かわいいこ」がよるくまで、男の子の言葉を通して物語が進んでゆきます。そのさせいか、全体がふわっとやわらかい印象です。最後は話し疲れて寝ちゃった男の子。その顔は安心感に満ちあふれています。よるくまとの出来事は男の子自身の気持ちの表れなんでしょうね。酒井駒子さんの作品に登場する男の子は何故こんなに愛らしいのでしょう。「ぼく おかあさんのこと…」も大好きなのですが、主人公のうさぎくんがまたかわいい!いつもこんな子が欲しいと思います。
読み終わった後は、すごーくすごーくリラックスして寝る事ができました。