表紙から裏表紙まで、トマトさんのアップがぎっしり。
暑い夏の昼下がりが実感できて、自分もトマトになったような感じになります。
落ちてひとりぼっち、身動きできないトマト。
大きなトマトって、落ちたら確かに転がりもせず、その場でぐったりしてしまうような気がします。
地面には虫やトカゲたちがいっぱい。
暑くてたまらないトマトさんは、みんなに助けてもらえて水の中に。
ホッとするとともに、さわやかな気持ちになりました。
見ていて微笑ましく思えたのですが、トマト嫌いには少しプレッシャーが大きい絵本かも知れません。