『がちょうのペチューニア』を読んで、おマヌケだけれど憎めないペチューニアの天然キャラが気に入ったので、こちらも読んでみました。おしゃれな色合いで活き活きと描かれた動物たちがとてもかわいらしいです。
川底で見つけた宝箱を見つけて、お金持ちになった(と思い込んだ)ペチューニア。仲間の動物たちも、口々に欲しいものをねだります。つばさのはえたうまや、とらのあたまのついたひつじなど、動物たちがほしいもの妄想するシーンが楽しく、子どもたちもニコニコしながら見入っていました。
気になる宝箱の中身は・・・予想通り(?)残念な結果。でも残念でもなかったみたいです。
大人が読むと、現実の世界と重なって、ドキッとしたり考えさせられたりしますが、子どもたちは、単に妄想したりがっかりしたり騒いだりと、動物たちと一緒になってそのばかばかしさを楽しんだようです。