新刊
ねえ、おぼえてる?

ねえ、おぼえてる?(偕成社)

国際アンデルセン賞画家賞受賞作家最新刊

  • 泣ける
  • ためしよみ
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ちょっとだけ」 マル子さんの声

ちょっとだけ 作:瀧村 有子
絵:鈴木 永子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2007年11月
ISBN:9784834022995
評価スコア 4.82
評価ランキング 205
みんなの声 総数 398
  • この絵本のレビューを書く
  • 泣ける名作です。

    • マル子さん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    パッと見た瞬間、まず絵がいい!あたたかくてやさしい雰囲気で、この物語の世界を包み込んでくれています。
    赤ちゃんがやってくると、上の子は自然と、ちょっとだけ頑張らなくてはいけなくなります。タイミングのいいことに、ちょうど、頑張れば自分でいろんなことができる歳頃です。
    お母さんは、きっと愛情深くなっちゃんと向き合って育ててきたのでしょう。なっちゃんもお母さんが赤ちゃんのお世話で忙しいのを感じとって、いつもしてもらっていることを一生懸命まねて、「自分でしてみよう」と頑張り、「ちょっとだけ」できます。笑顔のなっちゃんはひとりでできた達成感を感じているようにも見えます。
    でも同時に、お姉ちゃんになって今までの世界が変わってしまったことで寂しさや不安も感じています。
    下の子が産まれて、お姉さんになったなっちゃんの気持ちや頑張りがとてもよく伝わってきます。
    そして最後、お母さんに抱かれるなっちゃんの幸せそうな表情!
    この時のお母さんの背中が、いろんなことを物語っています。気持ちが痛いほどわかって、泣いてしまいました。

    我が家では赤ちゃんが産まれてから、やっぱりがんばり屋のお兄ちゃんになった息子が寝る前に「読んで」と本棚から持ってくるようになりました。この絵本が息子の気持ちを代弁してくれていた気がします。
    読み終わると、最後の抱っこのやり取りを同じようにして、いっぱい心の充電をしていました。
    お姉ちゃん、お兄ちゃんになった子と一緒に読んでほしい、ほんとうにいい本だと思います。

    投稿日:2013/01/22

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ちょっとだけ」のみんなの声を見る

「ちょっとだけ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おばさんのごちそう / トイレでできた

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

全ページためしよみ
年齢別絵本セット