酉年にちなんだ絵本を探していたときに見つけて、読んでみました。
にわとりさんが朝を告げるこけこっこーの鳴き方を、ほかの鳥たちもためしてみるのですが、いろんな鳥のがんばりぶりがかわいくて、つい読みながらも笑ってしまいます。
それぞれの鳴き方をそれらしく読むのがちょっとむずかしく、おうむさんの、にわとりさんそっくりな鳴き方は、とくにむずかしい。あまりがんばる必要はないのかもしれませんが、そのまま自分の声で読むほうがよいのか、少し迷いました。
にわとりさんが、早起きしなくてよいからと朝寝坊しているようすが、最高におもしろかったです。
西村さんの描く世界はいつも平和ですね。この本も読むと穏やかな気持ちになれる一冊でした。