以前『オーケストラの105人』を図書館で借りたことがありましたが、その本の訳を変えて復刊された絵本でした。すべてひらがな表記になり言い回しもやさしくなったからか、娘たちの年齢が上がったからか、こちらの絵本の方がより娘たちもより興味を持ったようです。
年齢も、性別も、洋服を着る順番もそれぞれ違う105人の人たちが、心を合わせてオーケストラという大きな舞台を作り出します。丁寧に描かれたそれぞれのキャストの準備の様子を見ると、本番への期待でドキドキしてきます。最後のシーンでは本当に「うっとりするほどうつくしいおんがく」が聞こえてくるようでした。
子どもたちも連れてクラシックコンサートに行きたくなりました。そしてコンサートの前にこの本をまた読みたいと思います。