新見南吉さんは、70年以上も前に活躍されていた作家さんなので、現代の言葉づかいとは多少違う部分もありますが、違和感をほとんど感じさせず、逆にその多少の違いがとても心地よいと思わせてくれる作家さんです。
だって、本当に美しくて心地よい日本語。
それに、全然難しい文章ではないのです。むしろわかり易い。
かなりちいさな子でも楽しめると思います。
70年以上経っていても、絵がなくても、娘は新美南吉さんのお話が大好きです。
ああ、心が洗われる…
そんな素敵な作品が、二十九編も読めるのが、この本!
贅沢な一冊です。