あるとっても暑い日、駅のベンチに帽子を置き忘れたうまのはいどうさん。
そこに、きつねのとりうちくんがやって来て帽子を拾うのですが、持っていたかごを忘れてしまいます。
そこにぶたの三吉がやって来て…。
誰かの忘れ物を拾っては、それに気を取られて自分が忘れ物をしてしまう…という、ありがちで笑えるストーリー。
話のテンポがよく、登場するキャラクターも皆ユニークなので、何度でも繰り返し読みたくなる絵本です。
娘は、ぶたの三吉が「ほんじゃあ」と銭湯を出るシーンがお気に入り。
私は、くまののぶこさんの待ち合わせシーンに一本取られてしまいました。
私も普段からぼーっとして、よく忘れ物をするので、何となく親近感が…。
私の過去の忘れ物たちも、捨てられずに上手く誰かに活用されているといいのだけど。(笑)