新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

連載

絵本ナビのクリスマス2016

2016/11/08

去年はどんな絵本が売れていたの? 2015クリスマス絵本売上BEST10

去年はどんな絵本が売れていたの? 2015クリスマス絵本売上BEST10

今年のクリスマスはどんな絵本を購入しようかな…。
選ぶポイントは色々あるので迷っちゃいますよね。

本格的に選ぶ前にこんな情報を一つ。
昨年(2015年)人気のあった絵本の中から、「クリスマス絵本」の売上BEST10冊をご紹介しちゃいます!
是非チェックしてみてくださいね。

■ 「クリスマスに読みたい絵本」 2015売上BEST10


まどから おくりもの まどから おくりもの」 作:五味 太郎 出版社:偕成社

五味太郎さんのしかけ絵本です。窓の形に空いた穴から次のページの絵が見えるのですが、次のページを開いてみると窓から覗いたときには想像できない絵が現れます。サンタさんがプレゼントを投げ込むたびにだんだん心配になってくるのですが、あたたかいラストシーンに思わずほほえんでしまいます。
必要最小限の文章が読み手の想像力をかきたててとても楽しく、完成度の高い絵本となっています。


2歳のクリスマスにばっちり!

先日、絵本クラブで届いてからほぼ毎日、読み続けています。気に入って、気に入って仕方がないよう!!
それがこの前のリトミック教室の読み聞かせの絵本にセレクトされたものだから、もう娘は大興奮!!
中身はほとんど暗記しているものだから、先生と同時に読んじゃう、読んじゃう!!
他の子ども達もとても楽しそうに見ていました。
仕掛けがついてる、五味さんらしいクリスマス絵本。
是非読んであげてみてください、気に入る事間違いなし!
今は2歳10ヶ月、クリスマスを理解し始めているので、サンタさんが本当にいると今年のクリスマスでばっちり演出する予定です!

(なぁなさん 30代・ママ 女の子2歳)


ここは100にんのサンタクロースがすむ街。100にん色々なサンタクロースがいるのです。
サンタクロースたちは、1年間かけて特別な日「クリスマス」にむけて準備している…なんて知っていました?
プレゼントを配るおうちの地図をつくったり、クリスマスツリーや野菜や果物を育てたり、素敵な星空をつくる練習をしたり。
それはもう、100にんみんなが大忙しなのです。
なかでも1番大変なのは、プレゼントの準備!おもちゃを運んだり、包んでリボンをつけたり。
そして、とうとうクリスマスの日がやってきて…。
みんながとっても楽しみにしているクリスマス。でも実は、こんなに大変な仕事が待っているサンタクロースたちにとっても同じなのです。
なぜかって?
それはね。プレゼントを配り終わった後の、サンタクロースたちだけの楽しみがあるからです!

子どもたちが大好きなサンタクロースの絵本。
しかも個性豊かで愛嬌たっぷりなサンタさんが100にんも登場するなんて、みんな大喜びしちゃいますよね。
サンタさんたちの住んでいる家や洋服も、びっくりするほど可愛らしいですよ!!
これから長く子どもたちに愛されることになりそうなこの絵本、作者は既に日本だけではなくフランスやイタリアなど海外でも活躍をされている谷口智則さん。
愛らしいキャラクターやあたたかな色合い、そして絵本の中に入ってみたくなる雰囲気がとっても魅力的です。
クリスマスのギフトにおすすめしたい1冊です。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

大判 ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス 大判 ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス」 作:ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
訳:佐野 洋子
出版社:文化出版局

ジグソーパズル、すごろく、のぞき絵手紙などが本に入っています。1992年度ケイト・グリーナウェイ賞受賞。


120%満喫しました^^

毎年クリスマス絵本を1冊は買うようにしています。
今年は何にしようかな〜??と思っているところへ
絵本ナビさんのクリスマス特集がたくさん組まれていて
その中から選びました。
すごろくやパズルがついているなんて絶対娘が喜ぶ!という私のもくろみは大当たり!

ゆかいなゆうびんやさんがクリスマスにいろんな人へのお手紙を届けて回ります。
装丁は『こんにちはおてがみです』(福音館書店)に少し似ていてページの間に大きな封筒が綴じ込まれていてその中にお手紙やらすごろくやらパズルが入っています。
初めてこの絵本を開いたときの娘のキラキラした目が忘れられません。
思ったとおり まずはすごろくにハマり、そのあとパズル、小さな絵本の中にさらにちいさな絵本が入っていたり、蛇腹状になったのぞき絵手紙…など仕掛けに夢中な我が子。
大人でもワクワクしてしまう豪華さですね。
実際娘と一緒にすごろくをやったときはすごく楽しかったです。
なんていうんですかね、子供に媚びてないっていうかすごろくの内容も
“ここに止まったら6が出るまで進めない”とか
“二回休み”とか平気で書いてあるんですもん。
娘と大笑いしながらやりましたよ〜たーのしーい(^o^)丿
最後にお手紙を配達してくれたゆうびんやさんをねぎらうかのように贈られたのぞき絵てがみが立体的で見事です。覗き窓から何度も覗いてはニマニマする娘の様子が楽しそうで楽しそうで
120%くらい満喫したみたいです。
ただ読むところが多いのでお休み前の読み聞かせには向いてないかな〜というのが
難点といえば難点ですか・・・ね(+_+)

(さえら♪さん 30代・ママ 女の子4歳)
● 4位

ぐりとぐらのおきゃくさま ぐりとぐらのおきゃくさま」 作:中川 李枝子
絵:山脇 百合子
出版社:福音館書店

ぐりとぐらが雪の上に見つけた大きな足あとは、自分たちの家までつづいていました。しかも、玄関にはまっかなコートが……。ドキドキしながら楽しめるサンタクロースの絵本。

● 5位

よるくま クリスマスのまえのよる よるくま クリスマスのまえのよる」 作:酒井 駒子 出版社:白泉社

ねぇママ、夜になるとかわいいともだちがやってくるんだ。夜みたいにくろい、くまの子――。ともだちへの思いやりと、おかあさんを慕う気持ちをあたたかく描いた愛らしい絵本。2000年10月刊。

● 6位

てぶくろ てぶくろ」 作:(ウクライナ民話)
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店

雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、とうとう手袋ははじけそう……。個性ある動物の表情が特にすばらしい傑作です。

● 7位

さんかくサンタ さんかくサンタ」 作:tupera tupera 出版社:絵本館

さんさんさんかく さんかくサンタ
まんまるふくろを せなかにしょって
しかくいおうちに はいっていった

さんかく・まる・しかくで愛らしいクリスマスのおはなしができました。
この質感、手触り感。まるで織物のよう。
これぞ、tupera tuperaならではのあたたかさ。
シンプルな展開だからこそ、生きてくる味わいです。
ぜひ、手にとってご覧ください。
大切なひとへのプレゼントとしても最適です!

● 8位

おたすけこびとのクリスマス おたすけこびとのクリスマス」 文:なかがわ ちひろ
絵:コヨセ・ジュンジ
出版社:徳間書店

クリスマスの夜。大切な仕事をたのまれたこびとたちのチームは、働く車の列をつくって、夜の町をはしっていきます。
どこへ行くのかな、そしてたのんだのは、だあれ…?
大人気絵本『おたすけこびと』の待望の第二弾! 画面のすみずみまで楽しめる、わくわくするクリスマス絵本です。

● 9位

クリスマス・イブのおはなし 3冊セット クリスマス・イブのおはなし 3冊セット」 作:長尾 玲子 出版社:福音館書店

クリスマス・イブの絵本3冊セットです。それぞれが関連している不思議で楽しいおはなしです。

● 10位

クリスマスの足音 パラパラブックスvol.7 クリスマスの足音 パラパラブックスvol.7」 作・絵:もうひとつの研究所 出版社:青幻舎

大好評のパラパラブックスシリーズ。
もうひとつの研究所がクリスマスに贈る、かわいいサプライズが詰まった小さな宝物。
手のひらサイズの絵本をパラパラすると、雪が舞いおり、鈴の音が響いてきます。
それはサンタクロースがそこまで来ている合図。
パラパラとページをめくれば、幻想的な短編アニメーションが立ちあらわれます。
チリンチリンという鈴の音色から感じるクリスマスの気配。
雪の結晶が散りばめられたスリーブケース入りでギフトに最適です。 


絵本ナビ編集部

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