読み書き障害の子のためのトレーニング教材
小児科医の知見をもとに、ひらがなの読み書きが困難な子が無理なくトレーニングできるようにしたプリント教材本です。
読み書き障害の子にも、ひらがなの先取り学習させたい子にも対応できる内容です。
●なかなか文字を読もうとしない。
●文字や行の飛ばし読みをしたり、途中でつかえる。
●「め・ぬ」など、似た文字を読み間違える。
●文の区切るところが分からない。
●算数の計算はできるのに、文章題ができない。
●文字のパーツがバラバラでまとまりがない。
●鏡文字を書く。はねや曲がりが反対向きになる。
このような特徴がある子は、発達性読み書き障害の疑いがあります。
こうした症状にいち早く気づき、支援をしていくことが大切です。
この本では、発達性読み書き障害の子どもが正しく文字を書けるようになるために、
小児科医の視点から、次のようなステップを踏んでサポートします。
■「は」「ほ」など、字の形を見分ける「心の目の力」を養います。
■「とけい」なのか「けいと」なのか、一つづりの文字から意味をくみ取れるようにします。
■文字の形を覚えておき、思い出して書けるようにします。
■文中で言葉の切れ目やまとまりを見分ける力を鍛えます。
■文字列に沿って、一歩先を目で追いながら読めるようにします。
読み書きは、すらすらと自動化して書けるようになって初めて、理解や表現が可能になります。
学習があたり前の習慣になり、「できた」という達成感がさらなる意欲へとつながることを願います。
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