9歳の少女ヴァイオレットは、養い親のジューンおばさんとニックおじさんの家で楽しく暮らしています。ある日、ヴァイオレットの隣の家に住むジュニパーさんが、アビゲイルおばさんのフラワーショップにやってきて、奥さんが行方不明になってしまったので探してほしいと頼みました。次の日、ヴァイオレットがフラワーショップに行くと、今度はアビゲイルおばさんまでいなくなっていました。
アビゲイルおばさんたちを探すため、使ってはいけない魔法の本を見つけ出し、本を開いたヴァイオレット。その魔法の本が教えてくれたのは、なくしたものや人を探し出せる「ミラクルベリー」でした。でも、今は冬で採れないし、ベリーが入っていた瓶も空っぽです。ヴァイオレットが瓶に貼ってあった連絡先に電話をしてみると、男の人の声で「直接取りにきなさい」と言われます。
ヴァイオレットはミラクルベリーを探すため、一人でスコットランドへ向かうのでした。
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