「もらったのは にじいろのビーズ。
しばらくみていると やっぱり うれしくて こころが きらきらしてきたみたい。あれ?
ビーズは ぱっと すがたをかえて ようせいになると……?」
12才の おおにしわか(作)が、絵本作家の大川久乃(文)、のだかおり(絵)、アートディレクターの橋まりなと制作した初めての絵本。
入院中の「わたし」が治療のたびにもらうビーズがある日ようせいになって……?
ようせいとのふしぎな毎日がやわらかに描かれた一作。
*絵本の売上の一部は、小児がん・小児難病の治療や研究のために寄付されます。
▼わたしはこの絵本を、今まで助けてくれたみんなに届けたいです。
わたしは5才ではじめての手術をしました。その時、助けてもらった命を大切にしていくことを約束しました。それからも、何度もいろいろな場面で、たくさんの人に助けてもらって大きくなれました。「夢をかなえながら、がんばれてるよ。ありがとう」と伝えたいです。読んでくれたみんなが、笑顔になってくれたらいいなと思います。
作者 おおにしわか より
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